100冊のビジネス書より
一 篇 の 詩
なぜ、美しさの秘密も世界のあり様も、
そして
人生の答えも、
詩が教えてくれるのか?
教養のある方なら、すぐに納得されるでしょう。ですが、正直に申しますと「詩」の価値を理解している日本人は多くありません。100 冊、1,000 冊、10,000 冊分の知識を持っていることが教養だと勘違いしている人ばかりだからです。
一般的に名前の知られている著名人、評論家、成功者など影響力のある人たちでさえ、詩や文学などは役に立たず不要であるとの意見が目立ちます。
一方で、一般的に名前は知られていなくても、真の成功者、有力者、実力者とされる人たちで、詩や文学を蔑ろにしている方などおりません。それに少し歴史に詳しい方なら、賢人や偉人がおしなべて詩人であることに気づかれるでしょう。
例えば……
このような天才たちの言葉にならい、私たち東京美学倶楽部は詩という形式の言葉を通して、真の美を探究しています。
真の美とは、日常話題にする美とは異なるものです。芸術論やアート、デザイン論ではなく、美容や健康、または美意識のようなものでもなければ、科学的な美の分析でもありません。多くの日本人が忘れてしまった形而上の領域にある美です。
そして、それは日本語というものを大切にし、日本語の詩から見えてくる世界にあります。
そこで、この度、東京都内で開催される「美学」や「文学」をテーマにした大人のための教養ワークショップにて、言葉に着目しながら私たち日本人が見つめ直すべき美とは何かを考えていきます。
祐音文学とは、詩を通して真の美について考え、機微を読み取る感性を研いていくためのプライベートコミュニティです。今回、その一般向けのワークショップとして「祐音文学 Workshop」を開催いたします。
最上級の思考空間、知的体験
今の日本には、実利・実用的な学び、即物的な学びしかありません。もちろん、そのような役に立つ学びも必要ではありましょう。しかしながら、それだけでは人生というものはつまらなく、彩りも暗く、なにより人として生きる意味を失ってしまいかねません。
本来、価値のある学びとは、今の自分の理解を超えていると思えるような知に向き合うこと。具体的に何が得られるのかという問いから始まる学びは、自分の視座も世界の見方も変えてはくれません。理解できないからこそ、学ぶ意義と価値があります。
すぐに役立てようとしないことが大人の学びたる本質。祐音文学 Workshop にて、その唯一無二の知的体験をお楽しみいただければと思います。
ワークショップで
体験できることは……
- 論理的なだけではどうしようもない問題がある、ということを感じていませんか?
論理でも非論理でもない領域を探究することで感性が磨かれ、状況に応じた適応力の向上につながるでしょう…… - 発想力や創造性の鍛錬に貢献し、これまでにない解決策や戦略立案のヒントを得られるでしょう……
- 日々押し寄せる情報の波の中で、判断基準や価値基準に迷いが生じていませか?
詩はその短い言葉で世界や人間の本質を教えてくれます。それは情報の混乱からの解放をもたらし、思考も感覚も鋭敏に冴えていくでしょう…… - 他の人とは違う、独自の視点で物事を捉える目を養うことができるでしょう……
- 知識を詰め込むだけの教養に物足りなさを感じていませんか?
単なる知識の収集ではなく、美について深い考えを巡らせることで、真の教養と実践力につながるでしょう…… - 同じ興味を持つ仲間とともに学び、成長することで、豊かな人間関係を築けるでしょう……
- 学んだことが活かせない、行動に繋がらないと思うことはありませんか?
機微を読み取る感性を磨くことで、理屈や感情を超えた知でものごとを考えて日々の判断ができるようになり、行動力が高まるでしょう……
ワークショップに
参加するべき3つの理由
理由1
現代のビジネスや人生において、合理性や論理性だけでは解決できない問題は数多く存在します。詩を通した気づき、つまり論理でも非論理でもない、そのギリギリの境界線にある知を受け取り新たな解決先や視点を得ることは、私たちにとって欠かせないものとなるからです。
理由2
詩を通して学べる最も大切なことは、機微を読み取る感性です。機微とは、まだ見ぬ世界と人間の真のあり様から醸し出される微かな機しのこと。この機微を読み取る感性が教えてくれることは、ビジネスや人生の判断力や美的な感受性、時代への適応力を飛躍的に高めてくれるからです。
理由3
詩にふれること、美について考えること、これらの知的体験は人生に美しさと豊かさをもたらします。科学や実学的な話ばかりが溢れる社会の中で、人間としての成長や内面的な充足をもたらしてくれるものが、美学や文学に代表される人文知だからです。
詳細
名 称 | 祐音文学 Workshop |
---|---|
日 程 | 8 月 19 日 (月) 14:00 ~ 16:30 8 月 26 日 (月) 14:00 ~ 16:30 |
場 所 | 東京 銀座周辺 |
定 員 | 各回 30 名 |
参加費 | 3,000 円 (税込) |
後 援 | 東京官学支援機構 |
おすすめできる方
- 論理的な思考だけでは限界を感じている方
- 実利・実用的な学びよりも、抽象的・本質的・原理的な学びに価値を持てる方
- 頭では分かっていても、行動できないと自己嫌悪を抱えている方
- 真美の探究に興味のある方
- 詩や文学、日本語の探究に興味のある方
おすすめできない方
- 知識を得ることを目的としている方
- 効率や合理性が大好きな方
- 唯物論者の方
- 科学を盲信している方
- 自己啓発やスピリチュアル、擬似科学を盲信している方
お申し込みについて
祐音文学 Workshop への参加は税込 3,000 円です。開催場所は東京都内。お申し込みいただいた方へ具体的な場所をご案内いたします。参加人数の限られた会場となっておりますので、お早めにお申し込みください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
詩や絵を通じて真美へと迫る…
8月19日 (月) / 8月26日 (月)
@ 東京銀座 14時〜16時半
主宰者・登壇者
西尾 祐里
祐音文学 主宰
東京官学支援機構 理事
東京美学倶楽部 上席研究員 兼 広報室主任
比丘尼会 会員
情報番組の MC やレポーター、ラジオパーソナリティーとして 10 年間芸能界活動。数多くの著名人や政治家、経営者との対談、インタビューを行ってきた経験を活かし、2015 年よりブランディングコーチングを展開。2018 年から、法人向けビジネスコーチング開始。現代哲学を土台としたリーダーシップ開発に従事。2023 年、東京官学支援機構の理事に就任。以降、哲学、美学、文学にフォーカスした人文知の普及・推進活動に取り組んでいる。
情報番組の MC やレポーター、ラジオパーソナリティーとして 10 年間芸能界活動。数多くの著名人や政治家、経営者との対談、インタビューを行ってきた経験を活かし、2015 年よりブランディングコーチングを展開。2018 年から、法人向けビジネスコーチング開始。現代哲学を土台としたリーダーシップ開発に従事。2023 年、東京官学支援機構の理事に就任。以降、哲学、美学、文学にフォーカスした人文知の普及・推進活動に取り組んでいる。
ハタ
東京官学支援機構 専務理事
東京美学倶楽部 上席研究員 兼 広報室室長
2018 年より、哲学をビジネスに活かすとの観点から経営者や起業家向けの哲学・教養・リベラルアーツの講座を開始。その後、2019 年に東京官学支援機構の前身となる三思会設立メンバーの一人として、日本の人文知の保守と普及に携わる。2024 年に東京美学倶楽部 広報室を設立。
本部長
東京官学支援機構 本部長
東京美学倶楽部 主宰
比丘尼会 主宰
禅文化研究所 特別会員
六禅会 会長
三田文学会 会員
日本の人文知を守るという大義の下、学術領域への寄付を中心とした支援活動を 2019 年 1 月より開始。人文知データベースの構築、東京美学倶楽部を通した人文知の普及などを推進する。現在は日本の人文知の象徴である皇室支援の一貫として、尼門跡研究への貢献活動なども行う。
よくあるご質問
詩や絵を通じて真美へと迫る…
8月19日 (月) / 8月26日 (月)
@ 東京銀座 14時〜16時半